2003年7月12日(土)「しんぶん赤旗」
鴻池祥肇防災担当相の発言について、十一日、日本共産党の市田忠義書記局長は次のようにコメントしました。
鴻池防災相の本日の発言は、国政、とりわけ、政府の「青少年育成推進本部」の副本部長の任に携わる者にあるまじき、節度も道理も欠いたものであり、憤りを禁じえない。
今回の不幸な事件にあたって、いま、もっとももとめられることは、事実を厳正に調査するとともに、事件の背景、動機をつまびらかにすることをつうじて、再発防止の手立てを講ずることである。そうした努力もなしに、やみくもにこういう発言をすることは、最悪の対応といわなければならない。