2003年7月10日(木)「しんぶん赤旗」
産経新聞八日付が日本共産党本部勤務員の「外部での飲酒禁止を明記」した内部文書があったと報道。この記事についての各社からの問い合わせにたいし、中央委員会広報部は同日、次のように説明しました。
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八日付「産経」が報道したものは、調べてみたところ、一九七〇年三月の「本部細胞委員会」の決めたものだと分かりました。当時、本部からの帰宅途中の党員の飲酒先をつけねらって、スパイ工作をしたり、文書をねらったりする公安警察の動きが、非常に目だった時期でした。それに対応するために、本部勤務の党員で構成する党細胞(当時の基礎組織の名称、現在の党支部)が、自主的に決めたものです。“就業規則”的な文書ではありません。