2003年6月21日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党国会議員団の法務部会は二十日、児童買春・児童ポルノ処罰法の改正案について勉強会を開きました。
同法は一九九九年、日本共産党を含む超党派の議員立法でつくられ、三年後の見直しが定められています。改正法案の立案をすすめてきた野田聖子衆院議員(自民)が勉強会に出席し、児童ポルノの単純所持の禁止、法定刑の引き上げなど、改正の主なポイントを説明するとともに、日本共産党も共同提案に加わるよう求めました。
木島日出夫衆院議員は、改正法案が児童ポルノの単純所持を禁じていることについて、罰則化が想定されたものかどうかをただしました。野田氏は、単純所持を禁止しているが、処罰は考えていないとのべました。
勉強会には木島氏のほか、児玉健次衆院議員、井上哲士、畑野君枝両参院議員が出席しました。