2003年6月18日(水)「しんぶん赤旗」
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全国大学高専教職員組合(全大教)など十二団体でつくる「国立大学・国立高専の法人化反対、大学・高等教育の充実をめざす連絡会」は十七日、国会内で集会を開きました。国会審議がストップしたため、委員会傍聴行動を急きょ集会に切りかえました。
全国から駆けつけた大学人は、通常の会期内での国立大学法人法案の成立が困難になった情勢を受けて「法案の問題点が証明された。もっと大きな運動をつくって廃案に追い込もう」と、この間の経験を交流。森田和哉・全大教書記長は「二度にわたる審議の中断は極めて異例。国会・職場・地域の運動の成果に確信をもとう」と報告しました。
参加者から「学長交渉や学習会をおこない、引き続き法案の問題点を訴えていく」「法人化反対の運動のなかで組合員が増えている」との発言もありました。