2003年6月18日(水)「しんぶん赤旗」
【バグダッド16日小泉大介】イラク問題日本共産党調査団は十六日午後、バグダッドのフランス大使館を訪問し、アントワン・シュバン代理大使と懇談しました。
調査団の緒方靖夫団長は、この間のイラク問題とイラク戦争に対する日本共産党の立場を述べ、戦争に反対し、国連の枠内での平和的解決を主張してきたフランス政府の立場に注目してきたことなどを語りながら、イラクの復興に対する日本共産党の立場を説明しました。
シュバン代理大使は、日本共産党調査団の訪問を歓迎し、この間のイラク問題についてのフランス政府の立場を説明。イラク復興問題に関しては、国連中心の活動が重要であることを強調しました。さらにフランス政府には、イラクに軍隊を送る意思はないと述べました。
懇談では、フランスの外交問題や最近のエビアン・サミットにまで話が及び、活発な意見交換が行われました。