2003年6月13日(金)「しんぶん赤旗」
弁護士や司法書士、公認会計士、税理士などで構成する四士業女性合同研修会の代表が十二日、日本共産党本部を訪れ、選択的夫婦別姓制度が早期に実現するよう要請しました。
専門職の女性組織である同会の会員にとって、「仕事上使用してきた姓を結婚後も名乗りたい」という願いがあります。選択的夫婦別姓制度は、政府の法案が国会に提出されず、日本共産党など野党が共同で繰り返し国会に提出した民法改正案もまともに審議されていません。
要請に訪れた同会世話役で司法書士の鵜川智子さんは、「別姓制度が実現しないのは、自民党内の意見の違いからと聞いています。反対している自民党議員を変えるためにも、がんばってほしい」と訴えました。