日本共産党

2003年6月4日(水)「しんぶん赤旗」

有事法案許しません

女性議員ら国会でつどい


 参院での有事法案審議が緊迫するなか、「私たちは有事法案を許さない」と、女性国会議員二十六人が呼びかけた「平和を愛する女性のつどい in 国会」が三日、参院議員会館で開かれました。日本共産党、社民党、無所属の衆参国会議員と、各界の女性団体など、百人を超える参加者が集いました。

 日本共産党の岩佐恵美参院議員が審議状況を報告し、「院外でのたたかいにも励まされ、意気高くがんばっている」と発言。自衛隊、米軍への支援に国民や自治体がどうまきこまれるのか、輪郭すら出ていないのは大問題だと指摘し、法案の徹底審議を求めていくとのべました。

 また、社民党の土井たか子党首があいさつし、「(有事法案を)審議すればするほど、廃案以外にないというのが、私たちの認識であり立場だ」とのべました。

 吉武輝子氏(戦争への道を許さない女たちの連絡会世話人)は「自分のからだが続くかぎり、戦争に対してはノーを言いつづける運動をしていきたい」とのべました。京都在住の随筆家、岡部伊都子氏からたくされた「有事法制は全く存在してはならない!」とのメッセージを西山とき子参院議員が紹介しました。

 集会後、「有事法案の慎重審議と廃案を求める要請書」を有事法制特別委員会の山崎正昭委員長に提出しました。

 日本共産党の瀬古由起子、中林よし子の両衆院議員、岩佐恵美、紙智子、西山とき子、畑野君枝、八田ひろ子、林紀子、吉川春子の各参院議員が出席しました。


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