2003年5月11日(日)「しんぶん赤旗」
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徳島県知事選挙で大田正前知事の応援のため徳島入りした日本共産党の志位和夫委員長は十日、演説に先立ち、大田候補の選挙母体・勝手連県民ネットワークの事務所を激励におとずれ、同ネット代表世話人の姫野雅義氏と懇談しました。山本茂喜党県委員長が同席しました。
志位委員長は、姫野氏と吉野川可動堰(ぜき)反対の住民投票後に国会で懇談したことも振り返り、徳島では住民運動が政治を動かして全国を励まし、大田県政が長野の田中県政などと並んで新しい希望ある地方政治をすすめてきたことに注目してきたとし、「日本共産党は住民運動のみなさんと一致点を大切にし、同じ目線にたって共同を強めていくという立場です。県民主権の県政改革をめざす県民の大同団結を何よりも大切にしていきたい」とのべ、大田候補再選のために全力をあげると話しました。
姫野氏は、大田候補が初めて立候補した一昨年の知事選で日本共産党が独自候補をおろして支援したことに感銘をうけたとのべ、「この選挙では大田当選の一点でやることが大事です」と応じました。
そして先の県議選で低投票率の中で自民党現職議員の落選が相次いだことを指摘し、「徳島が変わり始めている」ことを強調しました。
両氏は、大いに連携して大田候補再選のために力をあわせていくことを話し合いました。