日本共産党

2003年5月2日(金)「しんぶん赤旗」

第74回メーデー

くらしと平和守る壮大な国民的共同を

熊谷全労連議長が主催者あいさつ


 小泉政権と財界は、国際競争力を口実に、大規模な人減らし「合理化」と不安定雇用労働者への置き換え、賃下げ攻撃などを強要しています。これに追い打ちをかけ、「使い捨て労働者」をつくりだすのが、三年の有期雇用や派遣労働を認め、「首切り自由化」を公認する労働諸法制の改悪法案です。この法案を許すことはできません。

 平和をめぐる問題でも、アメリカの無法な戦争に日本を巻き込み、戦争協力を強制する「有事関連法案」の成立をねらっています。さらにはイラク「復興支援」と称して憲法違反の占領支援要員派遣や国民への増税を画策しています。

 いまこそ、職場や地域から「小泉内閣の悪政ノー」「大企業の横暴ノー」の声を高々と上げ、くらしと雇用、いのちと平和を守るためにみんなの力を合わせて総決起しましょう。


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