日本共産党

2003年4月25日(金)「しんぶん赤旗」

公明党創価学会

住民の願い そっちのけで悪口ばかり

反共攻撃は悪政隠しが狙い


 公明党・創価学会は、いっせい地方選挙後半戦で、日本共産党への異常な攻撃をエスカレートさせています。幹部先頭に「共産党のいっていることは真っ赤なウソ。こういううそつき政党は日本から追放しよう」(浜四津敏子代表代行、東京)などと口汚くののしったり、各地で候補者への個人攻撃など手段を選ばない卑劣な攻撃を仕掛けています。また、正体を隠した謀略ビラも各地で配布されています。

 国政でも地方政治でも自民党政治を支える与党として推進している、みずからの悪政を隠し、住民の願いを抑え込むために、住民の利益第一の日本共産党を目の敵にしているのです。

要求抑え込む実例つぎつぎ

 たとえば、介護保険の減免制度にたいし、「制度の根幹を崩す」などとして反対し、自治体独自の改善にも圧力を加えてきたのが公明党です。ところが、選挙になると、「介護保険料・利用料の減免制度の実施を含んだ平成15年度予算に共産党は反対!」(公明党昭島総支部ニュース)などとあべこべに攻撃材料にするなど、悪政隠しに躍起です。

 これにたいし、日本共産党は、公明党が「介護保険の減免制度の確立を求める請願」に自民党などとともに反対し、不採択にしたことなどを明らかにしました。

 また、鳥取・米子市では、公明党が国保料値上げに賛成し、介護保険料の減免制度の陳情は冷たく否決。乳幼児医療費の助成拡大の陳情にたいしても、昨年十二月にわざわざ反対討論をおこない、不採択にするなど、一貫して市民の願いに背を向けてきました。

 こうした住民の願いを抑えつけた「実績」を隠すために、日本共産党にたいし、市政をどうするかという政策はそっちのけで「反対だけが実績」などと悪口をふれまわっているのです。

医療改悪推進覆い隠すデマ

 公明党が各地で、医療事故・事件を党利党略で利用して日本共産党を攻撃しているのも、医療費のサラリーマン本人三割負担のごり押しなど医療改悪推進を覆い隠すためです。

 京都・城陽市でも、盛んに医療事故・事件を使っての反共攻撃・中傷を行っています。ここでも、公明党は、市議会で「医療費本人三割負担の凍結を求める意見書」にたいして「無責任な提案」と反対討論までおこなって反対。子どもの医療費助成でも「通院も小学校入学まで無料に」と日本共産党が提案した条例修正案に反対しました。

 デマ宣伝だけでは足りないとばかりに、公明党は、議員への個人攻撃や物理的な選挙妨害までおこなった例もあります。

 こうした事例をみれば、反共攻撃の狙いが住民の願いを抑えつけたり、悪政推進を覆い隠すことにあるのは明白です。住民の願いをないがしろにして、他党の悪口をいうだけに熱中する政党が、日本の政治に必要なのでしょうか。(F)


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