2003年4月23日(水)「しんぶん赤旗」
「美的景観は日本随一」という富士山や、北海道・大雪山の原生自然環境保全地域、北アルプスや南アルプスはじめ森林生態系保護地域など全国十九カ所をピックアップした世界自然遺産の候補地詳細検討リスト(案)が二十二日に開かれた環境省の「世界自然遺産候補地に関する検討会」でまとまりました。
世界遺産条約にもとづき、日本初の世界自然遺産として屋久島、白神山地が同リストに登録されてから十年を迎えたことから、世界自然委員会に今後五年間に新たに推薦すべき学術的にも重要な候補地案としてまとめたもの。
この日の検討会で、木曽川流域で地質学的に注目される候補地があり、次回会合までに資料をまとめるべきだとする意見が出されました。
リストにあがった地域はつぎのとおり。
▽利尻島、礼文島および北海道北西部のサロベツ原野周辺▽海岸部から千メートルを超える高山帯までの知床半島▽大雪山▽阿寒・屈斜路・摩周のカルデラ地帯と周辺▽日高山脈▽岩手県早池峰山▽飯豊・朝日連峰▽奥利根・奥只見・奥日光▽北アルプス▽富士山(青木ケ原樹海や溶岩洞穴群を含む)▽南アルプス▽祖母山・傾山・大崩山、九州中央山地▽阿蘇山▽霧島山▽三宅島など伊豆七島▽小笠原諸島▽トカラ・奄美・琉球列島▽陸中海岸▽山陰海岸