2003年4月23日(水)「しんぶん赤旗」
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自衛隊石川地方連絡部が石川県七尾市長にたいし、自衛官募集のために同市に在住する十三歳から十五歳までの「適格者名簿」を提出させていたことが分かりました。日本共産党国会議員団が二十二日に入手した同連絡部の「依頼文書」(写真右)で判明したもの。
昨年十月十日付で出された文書は適齢者名簿の資料の期限が切れている」として、十三歳、十四歳、十五歳を対象にした三種類の名簿をつくり、それぞれ本人の氏名、住所、保護者名を明記するよう求めています。
市が提出した「適格者一覧表」(下、黒塗り部分が記載個所)では保護者名の欄が空欄となっている人もおり、個人の重要なプライバシー情報が分かる内容です。保護者名は、住基台帳法で閲覧が認められていません。