2003年4月22日(火)「しんぶん赤旗」
東京都清瀬市の旭が丘団地で市議選告示日の二十日深夜、日本共産党の宇野かつまろ市議候補を、「自治会を政治利用している」などと誹謗(ひぼう)中傷する出所不明の謀略ビラが全戸配布されました。
日本共産党北多摩北部地区委員会(林光二委員長)は二十一日、同市選挙管理委員会に対し、「明らかに公職選挙法違反のビラであり、厳正に対処せよ」と申し入れました。
謀略ビラは発行者名が「明るい自治会をつくる会」と書かれているだけで、連絡先も代表者名も記入されていないもの。同団地自治会ともまったく関係がなく、過去に一度もビラを配布したこともない団体です。
ビラの内容も「こんな人が自治会の副会長」と、宇野候補を特定できる方法で誹謗中傷する内容で、明らかに宇野候補の落選をねらって発行されたものです。
申し入れは同地区委の金野和則副委員長らが行い、「住所も発行人も隠した正体不明のビラであり、特定の候補をおとしめる選挙謀略だ」と指摘し、厳正な対処を求めました。