日本共産党

2003年4月22日(火)「しんぶん赤旗」

松浪議員辞職が当然

予算委での参考人質疑求める

市田書記局長


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記者会見する市田書記局長=21日、国会内

 日本共産党の市田忠義書記局長は二十一日、国会内で記者会見し、暴力団関連企業から資金提供を受けた松浪健四郎議員に対する保守新党の処分(役職停止)を批判。「暴力団関係者と国会議員がかかわりを持ったことに対して、党の役職を解くだけというのは何と甘い対応か。まったく自浄能力がない」と述べました。政治倫理審査会で本人に弁明させるとの決定についても、「政倫審は、かけられた疑惑を晴らすために弁明する場だ。今回は疑惑どころか本人も事実を認めている。予算委員会に参考人として出てきてもらい、その上で当然議員を辞職すべきだ」と述べました。

 松浪氏が「もう一回生まれ変わる」と言ってトレードマークのちょんまげを切ったことについての感想を求められ、市田氏は「何も悪いことをしなければ生まれ変わる必要はないわけで、やはり自分のやったことはまずいと内心感じているんでしょう」と指摘。「ちょんまげを切って責任をとるという発想自体どうなのか。じゃあ丸坊主になればいいのか。そんな話ではない」と述べました。


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