2003年4月21日(月)「しんぶん赤旗」
市民の反対を押し切って埋め立て工事が進められている沖縄県沖縄市の泡瀬干潟を守ろうと二十日、現地で「Sea泡瀬干潟を守る人の輪行動」がとりくまれ、約五百人が集いました。
干潟に設けられた仮設ステージでのコンサートから始まり、市民団体の代表らが「干潟はまだ生きている。いま立ち上がれば間に合います」などと訴えました。
最後に、参加者は干潟に入り、「SOS アワセ」の人文字をつくり、撮影のパラグライダーに向かって大きく手を振っていました。
「NO WAR」の横断幕も掲げられ、名護市辺野古沖の海を埋め立てる米軍新基地建設に反対する「ヘリ基地反対協」の代表もあいさつ。呼びかけ団体の「泡瀬干潟を守る連絡会」の内間秀太郎共同代表は「自然を守る運動と基地をなくす運動ががっちりと手を組めば、二十一世紀の沖縄にはすばらしい未来が開ける」と訴えました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員も参加、参加者とともに行動しました。