2003年3月2日(日)「しんぶん赤旗」
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日本共産党公認の若林義春都知事候補が一日、党と後援会の決起集会でのべた決意とあいさつ(要旨)は次のとおりです。
四年間の石原都政は、お年寄りの医療費助成の切り捨てをはじめ、これまでの自民党都政もやれなかったむごい福祉切り捨てを強行し、「福祉改革」だといって、東京の保育を根底から壊そうとしています。「都市再生」の名でやろうとしている高速道路と超高層ビルづくりは、大量の空きビルと環境破壊をもたらすものです。
石原都政は、地方自治体のカナメの仕事では、最悪の自民党流政治。都政の「営利企業化」「開発会社化」を極限まですすめ、カジノにまで手を出そうとしています。
都政の基本姿勢を、地方自治体本来の「福祉の増進」に切りかえれば、大型開発の無駄づかいを是正し、借金を減らしながら、都民のくらしと営業、環境をまもり、くらしやすい東京にふみだすことができます。
石原知事は、異常な共産党ぎらいで、議会の品位を傷つける共産党攻撃をしてきました。みなさん、「反共は戦争とファシズムの前夜の声」です。
世界でイラク戦争反対の運動がひろがるなか、石原氏は、ラジオ番組で「日本はアメリカの行動を容認すべき」だといいました。石原氏への一票は、イラク戦争賛成の一票です。いま、都民のくらしと平和をまもるため、石原都政と、候補者として対決する責任が日本共産党にはあります。まだ未熟な私ですが、精いっぱいがんばります。