2003年2月28日(金)「しんぶん赤旗」
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日本共産党、民主党、自由党、社民党の四野党は二十七日、今後の国会対応について書記局長・幹事長会談を開き、健康保険の三割負担凍結を世論に幅広く訴えていく必要性があることで合意し、三月三日昼に凍結実現を求める集会を衆院内で共同で開くことを決めました。また、四党の代表者が街頭に出て国民に訴えることも確認しました。来週の四日または五日の予定。
会談ではまた、大島理森農水相の「政治とカネ」をめぐる疑惑について、衆院法制局に疑惑を打ち消すための答弁を作成させた問題は、法制局の責任だけでなくそれをやらせた大島氏の責任を追及していくことでも合意。
根本にある「政治とカネ」をめぐる疑惑の解明について、参考人質疑を待つことなく引き続き衆院の審議で取り上げ、参院でも追及していくことを確認しました。
さらに、名古屋刑務所の人権侵害と森山真弓法相の責任問題について追及していくこと、国会の同意が必要となる日銀新総裁人事について、判断材料とするために国会で福井俊彦氏が自らの考えをのべる機会をつくるよう求める──ことを確認しました。