日本共産党

2003年2月27日(木)「しんぶん赤旗」

3割負担凍結法案審議を

衆院議運理 野党が一致して要求


 日本共産党、民主党、自由党、社民党の四野党は二十六日の衆院議院運営委員会理事会で、医療費三割自己負担凍結法案を、速やかに委員会に付託して審議するよう一致して求めました。

 三割負担凍結法案は、十二日に四野党が共同で衆院に提出しましたが、与党側は「三割負担はすでに国会で決めたものだ」などと述べ、法案の審議入りができない状態が続いています。

 理事会で野党四党がそれぞれ法案の審議入りをきびしく要求したのに対して与党側は、「予算にからむので慎重にしたい」と拒む姿勢を見せました。

 これに対し日本共産党の児玉健次議員は、「凍結法案は、まさに予算にかかわるものであり、速やかにやるべきだ。野党は二〇〇三年度政府予算案に対する組み替え要求案を衆院に提出している。組み替え案の重要な柱の一つが医療費三割負担凍結である」と主張。重ねて法案の委員会への付託を要求しました。

 これをうけ大野功統議運委員長は、「野党の主張も踏まえて、速やかに与党としても回答すべきだ」と述べました。


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