2003年2月27日(木)「しんぶん赤旗」
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「イラク攻撃反対」「健保三割負担凍結」などさまざまな要求を持ち寄った国会前の座り込み行動が二十六日、全労連(全国労働組合総連合)、中央社会保障推進協議会、全日本年金者組合、国民大運動実行委員会、「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」の共同で始まりました。三百七十人が衆院第二議員会館前の歩道を埋めつくしました。全国商工団体連合会の傍聴行動もとりくまれ、国会周辺は終日、唱和が響きました。
主催者あいさつした全労連の熊谷金道議長は、四兆円の国民負担を押しつけ、大企業のリストラを応援する小泉政権を厳しく批判。「国民の怒りを総結集し、雇用・暮らしを守り、イラク攻撃をやめさせよう」と呼びかけました。
日本共産党の中林よし子、山口富男両衆院議員、紙智子、井上美代両参院議員が激励にかけつけ、「みなさんの草の根からの運動が国会を動かしている」とエールを交換しました。
座り込みは二十八日までおこなわれます。