2003年2月20日(木)「しんぶん赤旗」
【ベルリン18日片岡正明】ドイツのオリンピック金メダリストや世界チャンピオンなど500人以上の現役、元のスポーツ選手が対イラク戦争反対を訴えています。
元自転車選手のグスタフアドルフ・シュル氏、元陸上選手のグンヒルト・ホフマイスター氏らが「宗派の違いや政治的意見の違いを乗り越え、迫りくる対イラク戦争にできるかぎり多くの現役、元のスポーツ選手が声をあげよう」とアピール署名を呼びかけました。
16日までに五輪優勝者62人、それ以外の世界、欧州、国内大会での200人以上の優勝者など25種目の500人以上の署名が集まりました。この署名は第1次分としてニューヨークの国連本部に提出されました。署名者には、カヌーで7回もオリンピックで優勝した女性ビルギト・フィッシャーさん、1957年の体操の優勝者ヘルムット・バンツさん、アーヘンの現サッカー監督ヨルグ・ベルガーさんなどが含まれています。