2003年2月16日(日)「しんぶん赤旗」
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【ロンドン14日西尾正哉】ミュージカルで世界的に有名なロンドンのウエストエンドの俳優らが十四日、歌で戦争反対を訴えました。
現在ウエストエンドで上演されている十四の演目すべての関係者が舞台に上がり、上演中のミュージカル「レント」の劇中歌「愛の季節」を合唱しました。
「レント」の舞台でこの歌を歌っているウェンディ・メイブラウンさんは「愛の大切さを歌うこの歌は、人々の気持ちに一番ぴったりくると思います。人々を殺し合う戦争は、今の問題に対する答えではありません」と語りました。このパフォーマンスの事務方を務めたエンマ・シュドさんによると「ウエストエンドの歴史でも俳優がこのように団結して訴えるのは非常に珍しい」といいます。