2003年2月14日(金)「しんぶん赤旗」
【ベルリン12日片岡正明】独週刊誌『シュテルン』の電子版は十二日、イラク戦争についての最新の世論調査結果を掲載、71%の回答者がイラク戦争に反対する独政府に支持を表明しました。政府が態度を改めるべきだと回答したのは24%、回答保留は5%でした。
また、独米関係について、現在のイラク問題についての独米対立が長期的には両国間の関係を損なわないとする回答が過半数の56%を占め、両国関係の悪化が長期にわたると懸念を持つ人は27%でした。
一方、経済問題での失政などが響き、与党社会民主党の支持率は27%と低迷、90年連合・緑の党は逆に12%と支持率を伸ばしました。野党ではキリスト教民主・社会同盟の支持率は48%、自由民主党7%、民主的社会主義党4%でした。