2003年2月11日(火)「しんぶん赤旗」
長野県の第三者機関、県公共工事入札等適正化委員会が浅川ダムの談合認定をした問題で日本共産党の木島日出夫、大森猛、瀬古由起子の各衆院議員らは十日、同委員会の鈴木満委員長や大川隆司委員などから説明を受けました。
鈴木委員長は、調査報告書の内容について詳しく説明。「赤旗」がダム談合を裏付けるものとして報道したダム工事大手下請け会社、山崎建設(東京)の内部文書について「浅川ダムでは、四年半先の入札での落札業者を的中させている。これが談合と認定する一つの決定的なものとなった」とのべました。
鈴木委員長は、状況証拠を積み重ねるなかで談合と認定した手法について「公正取引委員会でも捜査機関でもない第三の道をとった」とのべました。
日本共産党の石坂千穂、堀内瑛の両長野県議も同席しました。