2003年2月4日(火)「しんぶん赤旗」
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三日、東京・日比谷公会堂で「許すな! 3割負担 医療・年金・介護の改悪ストップ! 2・3国民集会」がひらかれ、すべての都道府県から四千二百人を超える人たちが参加しました。ロビーも人でいっぱい。会場に入りきれない人は外でスピーカーから発言を聞きました。
長崎県の才木茂さん(63)は、「年金改悪反対と聞いて駆けつけた。年金生活三年目だけど、十一万円で夫婦二人暮らしはギリギリ。はじめは小泉首相へ期待もあったが、悪くなるばっかりで、今は彼の言葉がしらじらしく聞こえる」と語気を強めます。
集会では、医師会などこれまで自民党を応援してきた団体からも医療費負担増反対の声が各地であがっていることが紹介され、野党四党が提出する健保三割負担凍結法案を成立させよう、との訴えも相次ぎました。
また、集会の成功を「イラク攻撃反対2・14集会」「2・20地域総行動」につなげていくことを確認しました。
主催は、日本高齢者運動連絡会、中央社会保障推進協議会、二〇〇三年国民春闘共闘委員会の三団体。