2003年2月1日(土)「しんぶん赤旗」
元「従軍慰安婦」への謝罪と名誉回復に必要な措置を国の責任でとるよう求めた「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」を三十一日、日本共産党、民主党、社民党および無所属の参院議員の共同で参院に再提出しました。
今国会では無所属議員も加わり、十三人の参院議員が発議者となりました。賛成者も七十三人に広がっています。
同法案は、「慰安婦」として性的行為を強制された被害者の「尊厳と名誉が害された事実」にたいし謝罪し、被害者の名誉回復のため金銭を含む「必要な措置を講ずる」ことを求めています。
法案提出後、発議者の議員が記者会見。
日本共産党の吉川春子議員は、中国人強制連行裁判の諸判決や、慰安婦問題での国連人権委員会の指摘で「日本政府の主張が通用しなくなっている」と述べ、一日も早く審議入りするよう求めました。