2003年1月29日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党、民主党、自由党、社民党の野党四党は二十八日、参院議員会館で実務者会議を開き、サラリーマン本人三割負担など、今年四月一日からの医療費負担増を凍結する法案を提出することで合意しました。日本共産党から小池晃参院議員が出席しました。凍結の解除については、国会の議決を必要とすることとし、二月上旬にも国会に提出します。
医療費負担増の凍結については、四野党の政策責任者で法案提出も含め検討することで合意していました。
四月一日から、サラリーマン本人の医療費負担を現行二割から三割に引き上げることは、補正予算審議でも野党側が厳しく批判。日本共産党の吉井英勝衆院議員は、医療費値上げによる国民負担増・給付減は一兆五千億円（平年度ベース）にものぼることを明らかにしました。
医療関係団体でも日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会をはじめ、医療費負担増に反対する声があがっています。
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