2003年1月28日(火)「しんぶん赤旗」
二〇〇二年度補正予算案が二十七日午後、衆院本会議で、自民、公明、保守新の与党三党の賛成多数で可決され、参院に送付されました。補正予算案の組み替えを共同で求めている日本共産党、民主党、自由党、社民党の四野党は、「小泉内閣の政策破たんを示し、国民生活防衛に的確に対応していない」として反対しました。
討論で日本共産党の矢島恒夫議員は、補正予算案が不良債権処理の加速による中小企業つぶしと失業者の大量増加を大前提にし、従来型の大型公共事業を推進しているなどと指摘。ただちに撤回し、国民の暮らしと営業を支援する方向で組み替えるべきだと強く要求しました。