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2019年12月19日(木)

沖縄の怒り理解せよ

米軍嘉手納基地に県議会要請

 沖縄県議会は18日、先月27日に全会一致で可決した、米軍MC130J特殊作戦機の部品落下事故や相次ぐ米軍人・軍属等の事件と、米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)等でのパラシュート降下訓練の強行に抗議する決議を携え、同基地で要請しました。日本共産党からは、とぐち修、セナガ美佐雄の両県議が参加しました。

 米軍第18航空団の広報局長が応対。県議会米軍基地関係特別委員会の仲宗根悟委員長が決議を手渡し、真摯(しんし)な対応を求めましたが、同広報局長は、パラシュート訓練について「駐留している責務を果たすため」と主張。「日米政府の合意に基づいてやっている」の一点張りだったといいます。

 セナガ氏は、米本国では許されていないことが日米地位協定によって沖縄で行われていると指摘。「沖縄の人は怒り心頭だ。安全保障と言いながら、沖縄県民の命を危険にさらしている。(県民の)怒りを理解すべきだ」と厳しく要求しました。


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