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2019年12月12日(木)

“年寄りをいじめるな”

怒りの座り込み開始 厚労省前

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(写真)高齢者が安心して暮らせる社会を求めて座り込む人たちと、激励に駆け付けた日本共産党国会議員団。あいさつするのは宮本徹衆院議員(左)=11日、東京・霞が関

 安倍政権の社会保障切り捨てに抗議し、誰もが安心して暮らせる世の中を求めて、11日、高齢者怒りの座り込み行動が厚生労働省前で始まりました。主催は日本高齢期運動連絡会と東京都老後保障推進協議会。13日までの3日間行われます。

 参加者からは75歳以上の窓口医療費2割負担が狙われていることに怒りの声が上がりました。

 和歌山市から初めて参加した女性(73)は、「年金は下げられ続け、使ってもいない介護保険料は上がり続けています。75歳の窓口医療負担を2割にするなんてとんでもありません」と話します。

 30年近く参加している男性(91)=東京都昭島市=は「社会保障削減は、頭から湯気が出るほど腹立たしい。弱いものいじめの政治はひどい」と訴えました。

 日本共産党の衆参両国会議員10人が参加しました。

 板橋年金者組合の男性(79)は年金の毎月給付を求める運動をしています。「要請や座り込みで前向きに動かしている部分もあります。議員さんが激励してくれてよかった」と話しました。


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