2019年12月8日(日)
新基地ノー思い共有
沖縄 「障がい者辺野古のつどい」
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安倍政権が民意を無視して強行する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止をめざし7日、「障がい者辺野古のつどい」が開かれ、雨の中、約250人が辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前に集結しました。実行委員長の渡嘉敷綏秀さんは「日米両政府があきらめるまで、声を出して思いを共有していきたい」と語りました。
同集いが開かれるのは3回目で、新基地反対の「オール沖縄会議」が後援し、リレートークや音楽、一人芝居で活気に包まれました。
車いすで参加した男性(45)はリレートークで「(子どもたちが通う学校や施設などが)戦争が起きた時に襲撃に遭うかもしれないことを懸念しています。だから軍事施設をつくってほしくない」と訴えました。
滋賀県在住の女性(57)は、障害を持つ息子(33)と参加。「私たちがここで学んだことを本土でもみんなに伝えていって、みんなの力で政治を動かしていきたい」と力を込めました。
集いでは最後に、「戦争に結びつくあらゆる企てに反対します」「辺野古新基地建設中止をめざす野党連合政権を樹立しましょう」と、全国に呼びかけるアピールを満場の拍手で採択しました。
同日、集いの前に同じ場所で月例の「県民大行動」が行われ、約800人が集まりました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員や党県議なども参加しました。