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2019年11月29日(金)

食の安全 譲れぬ

日米貿易協定阻止 国会前座り込み

 日米貿易協定・デジタル貿易協定をめぐる連合審査と参考人質疑が行われた28日、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)とTPPプラスを許さない!全国共同行動は、両協定を批准しないよう求める座り込み行動を参院議員会館前で行いました。

 朝から雨が降り続き、冷たい風が吹くなか、「子どもの未来を守りたい」という母親らが駆けつけ、マイクを握りました。

 新潟県から1歳3カ月の子どもを連れて参加した管理栄養士の女性は、「食料自給率は国の根幹にかかわる問題です。みなさんと一緒に声をあげていきます」と話しました。

 子ども連れの別の女性は、輸入食品の安全性への不安を語り、「子どもの安全は、親みんなの願いです」と切々と訴えました。

 全国食健連の砂山太一・全農協労連委員長、全国共同行動の市村忠文さんが「追い詰めているのは私たち。廃案までたたかいぬこう」(砂山氏)「あからさまに不平等な協定を必ず止めよう」(市村氏)と訴えました。

 日本共産党の紙智子参院議員が審議内容について報告し、批准阻止を呼びかけました。


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