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2019年9月1日(日)

沖縄ヘリ窓落下

「戻ったら無かった」

米軍 落下地点把握せず

 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のCH53E大型ヘリが窓を落下させた事故(8月27日)で、防衛省沖縄防衛局は29日、関係自治体に「沖縄本島東海岸から8キロの海上」に落下したと通知しました。しかし、米海兵隊は30日、本紙の取材に対して、窓が落下した地点を特定していないことを明らかにしており、説明が食い違っています。

 米海兵隊は27日に事故が発生したことを認めたうえで、「乗組員が最後に窓を確認したのは海上だった」とした上で、訓練から帰還後に、乗組員が窓がなくなっていたことを報告したとしています。この説明からは、窓が海上ではなく陸上に落下した可能性も否定できません。窓は重さ約1キロで、人や家屋、車両などにあたれば深刻な事故になっていました。

 米連邦航空局の情報によれば、米国の祝日(労働者の日)のため、普天間基地の滑走路は9月4日午前7時まで閉鎖されます。


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