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2019年8月1日(木)

減り続けるテレビ選挙報道

参院選関連放送 前回比で1割も

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 7月21日に投開票された参院選の選挙期間中に、NHKを含む在京の地上波テレビ6局が行った選挙関連の放送時間が前回参院選(2016年7月)と比べて約1割減ったことがわかりました。テレビ番組とCM放送を調査・分析しているエム・データ社(東京都港区)の集計によるもの。公示日の7月4日から投票日前日の20日までの17日間の放送時間を集計すると36時間8分でした。

 前回の参院選は選挙期間が18日間と1日長くなっていますが、それを考慮しても、テレビ各局の選挙報道の萎縮傾向が加速していることがうかがえます。

 前回の参院選挙と比べると、同期間に地上波テレビ6局が行った選挙関連の放送時間は5時間22分減少。前々回の参院選挙(2013年7月)と比べると、13時間10分減少しました。

 安倍政権は今回の参院選でも選挙戦全体を通じて積極的に国民の前に争点を明らかにしようとせず、投票率は選挙区で48・80%、比例代表で48・79%といずれも5割を下回りました。選挙区は前回参院選の54・70%を5・90ポイント下回る過去2番目の低さとなりました。


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