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2019年7月12日(金)

「“年金の共産党”に2票入れる」

対話 いま面白い

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(写真)センターに集まり電話で支持を訴える人たち=名古屋市瑞穂区

 “いま対話が面白い”―一票を争う大激戦が続く参院選(21日投票)で年金、憲法、消費税が大争点になり、有権者のなかで大きな変化がおきています。「減らない年金」政策を訴える日本共産党の候補者、支部・後援会の宣伝・対話で「“年金の共産党”に2票入れる」などの声が次々。消費税増税に反対する切実な声も寄せられます。年金で「7兆円削減は本当か」。法定ビラをみて党本部にはひっきりなしに電話がかかっています。

これ以上減らされたら

 ○…札幌市中央区の日本共産党の職場支部の党員は、いつも町内会の関連で公明党から声がかかっているという人に、共産党への支持を訴えました。すると、「公明党から頼まれているけど、生活がアップアップでこれ以上年金を減らされたら大変。今回は、“年金の共産党”に2票とも入れます」とこたえました。

 この人は、前回の参院選では選挙区のみ支持、2017年の衆院選では支持しませんでした。対話した党員は、「年金問題は対話になるが、どこに入れるか迷っている人も多い。党の躍進は、どれだけ声をかけ切れるかにかかっている」と語ります。

 同区幌西支部では、党員が支持者の女性と対話するために電話をかけたところ、いつも愛想の悪い夫が電話に出ました。「一言いいか」と言われ、党員は緊張しつつ「どうぞ、お聞きします」と対話に。「(党首討論での)志位さんの提案は正しい。安倍(首相)は共産党攻撃ばかりだが、志位さんは見事だった」と男性。党員が「野党共闘を強くするためにも今、共産党が勝たないと。力を貸してください」と訴えると、「わかった!」と力強い返事がありました。

“ピンクのブタ”話題に

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(写真)熊本駅の電停前で学生たちにビラを手渡す党員(中央)ら=11日、熊本市

 ○…東京都中野区の日本共産党青年後援会が10日、区役所周辺で「ジェンダー平等パンフ」と若者むけリーフ「JCPマガジン」を配布していました。宣伝中の後援会員に女性が「年金のことを書いているビラありますか」と声をかけてきました。

 「これですか」と立てかけてあった「減らない年金」のプラスターを指さすと、「これこれ、ピンクのブタのこのビラよ」と言います。

 日本共産党の参院選法定1号ビラのことです。ビラには、ピンクのブタの貯金箱の絵柄に「減らない年金」の提案と高額所得者の優遇をただすことなど新財源案を特集。

 「職場で共産党の年金ビラが話題になっている。読みたかった」と話し、ビラを受け取っていきました。

消費税に自民支持者も

 ○…長崎県壱岐市の日本共産党、山口欽秀(よしひで)市議候補が法定1号ビラの配布中、「今まで商工会の人に頼まれて自民党に投票してきた」という商店主とたまたま出会い対話に。ビラには消費税10%を中止する政策が載っています。

 商店主は「消費税が10%に上げられても商品の値札は変えられない。(増税分は)自分でかぶるしかない。町はさびれていくし続けられない。店を閉めようかとも思っている」と、ぽろっと山口さんに打ち明け、「だから今度は初めて共産党に入れる」と話しました。


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