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2019年6月5日(水)

3分で紹介 共産党(5)

共産党の論理 保守論客も注目

 保守主義の立場の論客からも日本共産党に注目が集まっています。中島岳志東京工業大学教授は、自公政権が、戦後日本の民主主義体制をゆがめる親米・新自由主義へと傾斜する中、それに抵抗する「保守」と日本共産党の立ち位置が限りなく接近していると言います。

 中島氏は「安倍政権の政策はどれをとっても保守が共感するものではありません。それに反対している共産党の論理の方が、私のような保守には圧倒的に賛成できます」(2018年9月9日号「赤旗」日曜版)と話しています。

 国会で議論を尽くさず、繰り返し行う強行採決、集団的自衛権をめぐる憲法解釈の勝手な変更、安保法制の強行…。憲法に基づいて政治を行うという立憲主義の原則を破壊する安倍政権に、保守の人たちの中からも批判の声があがっています。

 日本共産党は民主主義的変革は多くの人たちとの団結によって成し遂げられると考えています。そのため、たとえ思想信条の違う相手であっても、さしあたって共同できる一致点があれば合意づくりに努め、手をつないできました。辺野古の新基地問題をめぐるオール沖縄のたたかいや、国政や地方政治をめぐる市民と野党の共闘でも、その発展に誠実に努力しています。

 憲法や立憲主義を守る立場を鮮明にし、安倍政治のゆがみの根本にメスを入れ、改革する展望を示す日本共産党だからこそ、まっとうな保守の人にも共感をもって受け入れられているのです。


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