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2019年4月23日(火)

抗議テント撤去批判

赤嶺氏 絶対に繰り返すな

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(写真)質問する赤嶺政賢議員=9日、衆院安保委

 日本共産党の赤嶺政賢議員は9日の衆院安全保障委員会で、沖縄県東村高江で米軍がオスプレイやヘリの着陸帯への抗議活動のために設置していたテントを撤去した問題に関し、「基地の爆音に苦しんでいる住民は抗議の声もあげてはいけないのか。米軍に二度とこういうことをやらせるべきでない」と厳しく批判しました。

 テント小屋は、米軍北部訓練場の通称「N1ゲート」前につくられた抗議活動の拠点の一つ。事前の通告もなく、3日夕から翌朝にかけ、テントや椅子、机、全国の人が寄せた激励文などが一切なくなっていました。

 赤嶺氏は「テントは、米軍基地と道路の境界を示す机の外側、道路側にあった。道路の管理者は沖縄県だ。なぜ米軍が勝手に撤去できるのか」と批判。岩屋毅防衛相は、道路は米軍基地内で沖縄県が共同使用している区域で「米軍は日米地位協定に基づき、施設区域の管理のためすべての措置をとることができる」などとして、昨年6月から日米間で撤去を協議していたと明らかにしました。

 赤嶺氏は「米軍が日米地位協定で何でもできると言えば、日本は主権がない状態になる。絶対に繰り返すべきでない」と主張しました。


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