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2019年4月10日(水)

大阪12区 共同の旗 掲げて

安倍政権ノー 審判を

衆院大阪12区補選告示

宮本たけし候補の訴え

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(写真)支持を訴える宮本たけし候補=9日、大阪府寝屋川市

 これから12日間のたたかい。市民と野党の本気の共闘で山を動かす、政治を変える。そのために、無所属でみなさんといっしょにたたかいぬきます。

 私がこの選挙に立候補する決意を固めたのは、私が立たなければ安倍政権ノーの選択肢が示されないからです。自民党候補と安倍政権と対決する立場にない維新候補、野党共闘を分断する政党にいた候補では安倍政治にノーという審判を突きつけることにはなりません。

 私は衆院議員になってからは高すぎる学費の問題を取り組んできました。若者たちの夢や希望を応援できる政治をやりたいと思っています。

 今度ばかりは党派を超えて無所属で市民と野党の共同候補である私へと託してください。広げてください。心からお願いいたします。

 そして沖縄3区とともに勝利して、安倍政権打倒ののろしを大阪から全国に広げるために、がんばりぬくことをお誓い申し上げて立候補のごあいさつとします。

宮本たけし候補に激励・連帯のあいさつ

 「市民と野党の本気の共闘で安倍政治にさよならしよう」―。衆院大阪12区補選が9日告示され、無所属で立候補した宮本たけし前衆院議員の応援に市民連合や5野党の各氏らが駆けつけました。激励・連帯のあいさつ要旨を紹介します。

危険な道歩む政治許さず

市民連合 広渡清吾さん

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 市民連合の目的は市民と野党の共同の旗を掲げて安倍政治を倒すことにあります。宮本さんの立候補の決断に敬意を表します。

 安倍政権の最後の目標は憲法9条の改悪です。それが実現すると自衛隊は世界のどこにでも戦争するために出かけていかなければならなくなります。

 こういう危険な道を歩む安倍政治を、これ以上許すことはできないと思います。

 安倍政治を変えるために立ちあがったのが宮本たけしさんです。「市民と野党の共同」の旗は大きくアピールすることができます。大阪12区で勝利することによって次の参院選で市民と立憲野党の共同勢力が勝利し、日本に新しい未来をひらくために党派を超えて大きな支持を寄せてください。

日本が変わる“入り口”に

平松邦夫元大阪市長

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 自らの議員生活をなげうって、本当にこの国が良くなるために、地域が良くなるために、さらにはウソがまかり通るような世の中はイヤや、そういう思いを伝えるために大きな声をあげて下さいましたのが宮本さんです。

 森友疑惑の国会答弁でウソを言った人を罪に問われないのはおかしいと検察審査会が動き始めた。当たり前のことです。そうした当たり前の世の中を大きく広げるためには、さらに広い市民の連帯の力をまとめてこそ、本当の日本の民主主義が根付くことになります。

 この選挙で安倍政権にノーを突きつけるために宮本さんを通していただきたい。一人ひとりが周りに、日本が変わる最初の入り口をこじ開けようと訴え続けていただきたい。

野党議員 こぞって結集を

立憲民主党 村上史好衆院議員

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 野党共闘のために無所属でたつ宮本さんの英断に敬意を表します。自分の身分をなげうつ決断はそうできるものではありません。

 安倍政権の政治の私物化は極まっています。同時に補選が行われている沖縄では、県民の民意を無視して辺野古の海を強行に埋め立てています。やりたい放題の安倍政治にストップをかけたい。その強い思いをわれわれ野党議員は受けとめていかないといけません。

 野党議員は宮本候補にこぞって結集しなければなりません。宮本さんの勝利で市民と野党の共闘、野党の受け皿をつくっていただきたい。さらに参院選に向けて野党の結集をはかる第一歩として何としても勝利していただきたい。そのために全力で応援します。

国会になくてはならない

国民民主党 小熊慎司衆院議員

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 横暴な安倍政治を止めないといけません。安倍政治は経済政策もエネルギー政策もめちゃくちゃです。消費税なんて「軽減税率」などさまざまなごまかしをしています。

 宮本たけしさんは素晴らしい質問をする人です。国会になくてはならない議員です。その宮本さんが議員バッジをなげうって、政党の枠を超えて無所属でたたかいに挑んでいます。戦後の歴史上にないたたかいになっています。

 市民と野党の統一(候補)という枠も超えて、日本の正しい政治の総意として、宮本さんを国会の壇上に再び立たせないといけません。宮本たけしさんの勝利によって、安倍政治を打倒する。そのスタートにしようではありませんか。

沖縄と一緒にたたかおう

社民党大阪府連代表 服部良一元衆院議員

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 宮本さんの決意を聞いて、本当に勇気をいただきました。政治家が現職をやめて、無所属として立候補するその決意に、まず心から敬意を表したいと思います。

 この選挙は、沖縄の3区と一緒にたたかう選挙です。沖縄の問題は、まさに憲法の根幹である地方自治の問題。県知事も県民もノーという問題を国策として押し付ける。こんな政治を許すわけにはいかないじゃないですか。この選挙区で宮本さんがいなかったら、沖縄のこと、森友問題、政権の腐敗を批判する人がいません。そんな選挙では駄目だと思います。

 宮本さんにはしっかり頑張っていただき、そして、われわれも支えて、必ず勝利を勝ち取っていこうではありませんか。

自由・平和願う心 託そう

自由党大阪府連代表 渡辺義彦元衆院議員

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 安倍さんにノー、大阪維新にもノー、そういう仲間が集まりました。

 宮本たけしさんを、一人でたたかわせるな。この日本を変えていく。国民の皆さんの一人ひとりの自由や平和を願う心をしっかり受けとめる候補者、宮本たけしさんを、押して押して押しあげましょう。

 これから12日間、私たちもしっかりと宮本さんを支えて、押し上げてまいりますので、皆さんのお力をお貸しください。

 見れば見るほど、聴けば聴くほど納得できる、皆さんが推せる候補者は、宮本さんしかいないのです。そのことを信じて、力をあわせて歩んでまいります。

「本気の共闘」で勝利必ず

共産党 小池晃書記局長

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 大阪と沖縄で、安倍政治に審判をくだす衆院補選が始まりました。今日からは「共産党だけの宮本たけし」ではありません。市民と野党の代表である宮本たけし候補へのご支援を広げてください。

 いま多くの人が安倍政治に怒りをもっています。市民と野党の「本気の共闘」があれば勝利できます。宮本候補の「覚悟の勝負」です。大激戦を勝ち抜かせてください。

 「忖度(そんたく)」の政治は本当にひどい。下関北九州道路建設の「忖度」問題で、昨日、国交省から会談記録が出てきました。「総理、副総理と言うと国交省もやりにくいだろう」とはっきり書かれています。“「忖度」という言葉はない”と言い訳しているようですが、言葉に出さないのが忖度なんです。明らかに忖度中の忖度ではありませんか。

 森友・加計問題では総理の友人のために国有地を格安で払い下げ、獣医学部を認可し、今度は総理と副総理の地元の道路のために2000億円以上もの道路建設。こんな政治の私物化は許さないという審判をこの選挙でくだしましょう。

 道理のない消費税10%増税ストップ、国保料は大幅値下げへ、立憲主義と憲法の平和主義を守る願いを宮本たけし候補にこぞって託してください。

 私は1998年の参議院選挙で宮本さんと一緒に参議院議員となりました。それから20年、熱い思いで政治に取り組んできた姿を見てきました。国会にどうしても必要な人です。必ず勝ち抜いて、国会に戻ってきてください。


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