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2019年4月5日(金)

塚田氏「忖度」発言 TVで波紋

言い訳したってアウト

利益誘導の政治家道路

民放キャスターら

 塚田一郎国土交通副大臣の「忖度(そんたく)」発言は、「撤回」・謝罪しても大きな波紋を呼び、4日朝のテレビでも取り上げられました。

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、コメンテーターの玉川徹氏が、「従来型の自民党政治、脈々と生きているって感じなんじゃないですか」と指摘。そのうえで、「(政治家の名前をつけた道路とか)そういうのが嫌で自民党政権終わったんですよね。(政権に)復活すると、またこういうふうになる。何をどう言い訳したってアウトでしょ」と“断罪”しました。

 さらに玉川氏は、「麻生副総理の弟さん(九州経済連合会会長)が“政権が安定しているうちに、あの橋を”って言って、それで道路を決める所轄の副大臣が、安倍総理と麻生副総理に忖度しましたって言って、それまでずっと財政難で止まっていた計画がいきなり動きだすって、こんなもの検察だったら有罪ですよ」と批判しました。

 フジ系「とくダネ!」では、小倉智昭キャスターが、「これ僕は忖度どころじゃない。利益誘導じゃないの、この話はって思った」と指摘。「かつての時代は、なんとか道路とか言われて、政治家がいたから、この道路ができたとか、新幹線の駅は、あの大臣がいたからここにできたという話はまかり通りましたよ。でも、今の世はこういう話はいかんでしょ」とのべました。


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