2019年2月22日(金)
沖縄県民投票
ウチナー、想い示さ
県制作CM好評「鳥肌たった」
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24日投開票の名護市辺野古米軍基地建設の埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票に向けて、投票を呼びかける県制作のCM動画が「鳥肌が立った」などと好評で、県民の心を揺さぶっています。
最も多く放送されている動画が、「あなたの想(おも)いを投票へ」(15秒と30秒の2タイプ)。県の県民投票推進課は「神秘的で壮大なメロディーが世界中の多くの人々に愛されているクラシックの名曲、『木星(ジュピター)』(ホルスト作曲『惑星』から)を、県内タレントと県民が歌いつないでいます」と説明します。
「わしたー島ぬウチナー、想い示さ(沖縄の方言で、私たちの島、沖縄、想い示そうの意) さぁ行こうよ投票 意思を示そう」。30秒のタイプはこの歌詞が繰り返され、「沖縄のために、私たちのために、あなたの思いを投票へ」のナレーションで締めくくっています。
ある30代の女性は、那覇市内の職場で、同僚女性が「県民投票のCMを見た? 見た小学生の息子が『(埋め立て)反対が当たり前だよね』って言っていた。私も見て感動した」と話すのを聞きました。
30代の女性も視聴し、「鳥肌が立った」といいます。「沖縄の未来を左右する県民投票の重さ、沖縄の新しい歴史の鼓動を感じました」と語りました。