2019年2月6日(水)
沖縄2.24県民投票
民意示そう 何度でも
新基地「反対に○を」宣伝
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沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票に向けて5日、「反対にマルを!」と呼びかけるスタンディングが那覇市内で行われました。プラカード、のぼり旗を手に住民有志11人が、通勤・通学の時間に合わせて実施し、交通量の多い交差点で手を振りながらアピールしました。
取り組んだのは「安里・大道・松川 島ぐるみの会」。新基地建設反対の意思を示そうと2016年9月からスタンディングを続けています。毎週月曜日の定例行動だけでなく、県民投票成功へ回数を増やしています。
同会世話人の一人、宮城光也さん(63)は「基地について若い頃から問題意識はありましたが、以前はこうした行動はしていませんでした」と語ります。
立ち上がったのは約2年半前。「新基地ノー」の民意を県民が何度示しても、政府が建設を強行しようとするからです。「やむにやまれぬ思いで路上に出ました。絶対に新基地建設を止めるため、何度でも県民の意思を示さないといけない。たくさんの人が投票に行ってほしい」と力を込めました。
参加した女性(64)は「私より上の世代の人が辺野古で座り込み、若い人たちも行動しています。県民投票を機会に、県民だけでなく全国の人が米軍基地のことを考えてほしい」と訴えました。