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2019年1月19日(土)

沖縄 辺野古新基地県民投票

石垣市は投票実施を

「市民の会」が要請

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(写真)市役所で中山市長(左端)に、県民投票に参加し、市民の投票権を保障することを求める次呂久共同代表(左から3人目)ら=17日、沖縄県石垣市

 「県民投票を求める石垣市民の会」(次呂久成崇、高嶺善伸共同代表)は17日、沖縄県の石垣市役所を訪れ、来月24日の名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票の、石垣市での実施を求める市民集会(14日)の決議を、中山義隆市長に手渡しました。

 石垣市は、昨年12月の市議会で投票実施のための予算が再議でも否決され、中山市長は「議会の判断は重い」などと述べ、予算の原案執行はしないとの考えを示し、県民投票に市として不参加を表明しています。

 17日の要請に、中山市長は「県民投票条例の制定過程などに疑義があり、賛否の二択ではなく四択などに条例を見直すなどの対応がないままでは不参加を変えることはない」と改めて述べました。

 次呂久共同代表らは「県民は賛否を問う県民投票を求めて署名に応じている。それを変えるわけにはいかない」と現行条例での実施を主張。市民の投票権を奪うことは「法の下での平等原則に反する」と訴え、市民の投票権の保障を強く求めました。


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