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2019年1月17日(木)

投票権侵害 市を提訴へ

宜野湾市民の原告募る

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(写真)原告の募集を発表する宮城氏(中央)ら=15日、沖縄県宜野湾市

 沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票に松川正則・宜野湾市長が不参加の方針を堅持する問題で、参加を求める「2・24県民投票じのーんちゅ(宜野湾市民)の会」は15日、同市で記者会見し、市を相手とする投票権侵害に対する国家賠償請求訴訟に向けて、原告を募集することを発表しました。

 募集期間は来月24日まで。宜野湾市に住む同県民投票の投票資格者が対象となります。訴額は1人1万円、費用負担は訴訟費・事務経費などで1人千円です。3月の提訴を目指します。

 同会共同代表の宮城一郎県議は、原告団の規模の目安は同県民投票を求める市内の有効署名数の4813人と発言。「お金で償ってもらうというのは本来の趣旨ではない。やはり私たちの権利を奪うことの償いとして、その罪を歴史に残す」と説明しました。

 会は並行して、松川市長に引き続き県民投票の参加を求めていく構えです。原告の申込先は050(1581)0818。


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