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2019年1月5日(土)

肩落とす高齢・障害者

簡易宿泊所火災 畑野・あさか氏ら聞き取り

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(写真)火事現場を背に関係者から聞き取りをする(左から)みわ、畑野、あさか、宇佐美、白井の各氏=4日、横浜市中区

 4日早朝に横浜市中区寿町の簡易宿泊所「扇荘別館」で男女2人が亡くなる火災が発生したことをうけ、日本共産党の畑野君枝衆院議員、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、横浜市議団は同日、急きょ現地を訪れ、宿泊者など関係者から聞き取りをしました。

 火事現場の簡易宿泊所や近隣の簡易宿泊所の宿泊者、「横浜市生活自立支援施設はまかぜ」の久保田浩明施設長らから、当時の様子などを聞きました。

 出火元の5階に泊まり、現場前の外で座っていた男性(75)は、火事発生時にはゴミを捨てに下に降りたときで難を逃れました。その男性によると、同宿泊所は、介護が必要な生活保護利用者に中区が紹介する施設で、高齢者や障害者が多く宿泊しており、死亡した2人は車いすを使う人だったことなどを話しました。

 畑野氏らは関係者に「大変でしたね」「困ったことがあったら連絡してください」などと声をかけました。

 久保田施設長は、火事現場の宿泊所は体が不自由な人を優先して受け入れており、普段は介護事業者が出入りして生活を支援していると述べ、「煙がひどくてベランダから助けを求める人がいたということだった。避難誘導は周りの方の協力が欠かせない」と語りました。

 横浜市議団から、宇佐美さやか、白井まさ子、みわ智恵美の各市議が参加しました。


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