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2018年12月19日(水)

沖縄の側に我ら立つ

世界平和七人委員会アピール

民意無視の政府許すな

 湯川秀樹博士らによって創設され、人道主義と平和主義を訴える「世界平和アピール七人委員会」は17日、政府による辺野古への土砂投入強行に抗議し、「沖縄県民の意思を無視し、対話を拒否する政府を許容してはいけない」とする緊急アピールを発表しました。

 同日、委員の一人で同会事務局長の小沼通二・慶応大学名誉教授が沖縄県庁を訪れアピールを手渡し激励。首相官邸、防衛省にも送付しました。

 アピールは、政府が「玉城デニー知事の度重なる対話要請に真摯(しんし)に向き合わず、対話を拒否し」、辺野古の新基地の恒久化をめざしていると指摘。「倫理とヒューマニティが必要」な政治の場での、安倍政権の度重なる暴力的行動は、日本国憲法の「人類普遍の原理に違反し、平和のうちに生存する権利を否定するもの」と批判。沖縄が犠牲を強いられてきた歴史をふり返り、「私たちは、沖縄県民の側に立」つとのべています。

 同委員会は現在、武者小路公秀、大石芳野、小沼通二、池内了、池辺晋一郎、高村薫、島薗進の7氏で構成されています。


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