2018年12月18日(火)
畠山氏、池田市議が調査
札幌・店舗爆発 避難所訪問、要望聞く
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札幌市豊平区の店舗が爆発炎上し、42人が負傷した事故で、日本共産党の畠山和也前衆院議員と池田由美市議は17日、現場を調査しました。市が設置した「平岸まちづくりセンター」の避難所を訪問し、お見舞いを述べ、要望を聞きました。
同センターの中崎惇館長は「停電になり、避難者が50人くらい来ました。未明の2時30分ごろ通電し、車いすで避難した人や90歳の方を家まで送りました」と語りました。区に避難所設置を進言したといいます。
畠山、池田両氏が訪問した午前、4家族が避難していました。店舗ビルに近接するマンションの住民です。
小学4年の母親、2年と3年を連れた母親は、父親が単身赴任中です。「9月の北海道地震の時は、地面が揺れたけれど今回は全く違った」と振り返り、大きな爆発の後に小さな爆発があり「まだガス臭いから避難した」。スマホで撮った写真を示し「(爆風で)窓ガラスがない。ドアも壊れたので避難生活が続くかなと思っています」。小4の女児は「冬休み前、クラスのお楽しみ会のリーダーになっているので明日から学校に行きたい」と話します。
畠山、池田氏は「寒さ対策や食事、避難所でのプライバシー確保と、みなさんの要望を市や区に伝えます」と述べ、まっすぐ区役所に向かいました。
区総務企画課の石塚保博課長は「避難されている方の要望をしっかり把握し、対応します」と約束しました。(小田一郎通信員)