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2018年12月14日(金)

75歳以上医療費2割 生きていけない

雨の中、座り込み2日目

厚労省前 山下副委員長ら激励

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(写真)「アメリカ製兵器の爆買いよりも、高齢者の皆さんの老後の安心を」と、強く訴える山下芳生副委員長=13日、東京都千代田区

 社会保障切り捨てを推進する安倍自公政権に対し、日本高齢期運動連絡会と東京都老後保障推進協会(都老協)が主催する社会保障の拡充を求める高齢者の厚生労働省前での座り込みは13日、2日目を迎え、午後は雨が降る中での座り込みとなりました。座り込みは、14日の昼まで続けられます。

 同日は厚労省に、75歳以上の医療費を2割負担に引き上げないよう強く要請しました。当事者の声や東京都内で集めた署名を紹介し、日本高齢期運動連絡会の小嶋満彦代表委員が「75歳以上の人は、ほとんどが病院に通っている。窓口2割負担になったら、本当に生きていけなくなる人がたくさんいる」と訴えました。

 座り込みに応援に来たトランペット奏者の松平晃さん(76)=川崎市=は、「2割負担など、冗談じゃない。誰もがいずれ高齢者になるのだから、私たちだけの問題じゃない」と語りました。

 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は「政府は、1機100億円のF35戦闘機を100機買い空母を造って運用するとしています。こんなものを買わず、高齢者の皆さんの老後の安心のために使えば、すぐ75歳以上の医療費を無料にする道は開かれます」と訴えました。宮本岳志衆院議員は「高齢者の命を削るような社会保障制度改悪に、断固反対をして全力で頑張ります」と語りました。


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