しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年12月4日(火)

米軍新基地建設のための土砂投入

許しがたい蛮行

小池書記局長が会見

写真

(写真)記者会見する小池晃書記局長=3日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は3日、国会内で記者会見し、岩屋毅防衛相が沖縄の辺野古新基地建設のための土砂投入を14日に開始する方針を表明したことについて、「県知事選で8万票の大差で玉城デニー知事を圧勝させた民意を一顧だにせず、暴力で襲いかかる、許しがたい蛮行だ。およそ民主主義国家の政府のやることではない」と糾弾しました。

 小池氏は、菅義偉官房長官が記者会見で「自然環境や住生活環境に最大限配慮し、工事を進める」と述べていることを「どの口で言うか。自然環境に『最大限に配慮』して、自然環境を破壊するのか」と批判。沖縄県が来年2月24日の県民投票実施を決めた途端、政府が土砂投入の方針を固めたとして、「県民投票に向けて新基地建設中止の機運が高まるのを恐れてなりふり構わず土砂投入をする。安倍政権は、県民を諦めさせることのみをこの間繰りかえしてきたが、まさに卑劣な企てといわなければならない」と指摘しました。

 そのうえで、「私たちは、断固許さないという立場で臨む。力ずくで民意を押しつぶすような政府のやり方は、沖縄では通用しない」と強調。「新基地建設断念、普天間基地の無条件撤去を求めて、基地のない沖縄を目指す民意に日本国民全体が応え、連帯するたたかいを発展させることを心から呼びかけたい」と述べました。


pageup