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2018年12月3日(月)

挑む 県議選

国いいなり県政変える力

福岡市東区(定数5) 立川ゆみ予定候補(47)新

 来年の統一地方選挙福岡県議選で福岡市からも県議会の日本共産党の議席をと、同市東区(定数5、1増)の立川ゆみ県議予定候補(47)は、「国いいなりの県政をただし、暮らし・福祉の充実を」と訴え、全力をあげています。

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(写真)街頭演説する立川さん=11月28日、福岡市東区

県都に議席を

 政令市施行後、43年間にわたり議席がない福岡市の空白克服に向け2度目の挑戦です。前回2015年は1万3697票を獲得し今回は1・6倍の2万2200票の得票目標を掲げています。定数が1増えるなか「今度こそ県議会に送ってください」と力を込めます。

 広告デザイナーとして20年間働いてきましたが、職場はブラック企業そのもの。4カ月無休、終電で帰る毎日。睡眠不足でも残業代が出なくても、上司からは「デザイナーは自由業なので自己責任」と突き放されました。自らの経験を街頭演説で語り、安倍政権の「働き方改革」の問題を指摘。「ブラック企業規制条例をつくる仕事を県議会でさせてほしい。8時間働けば普通に暮らせる社会を実現しよう」と呼びかけます。

 県議会では、安倍政権いいなりの小川洋県知事やそれを支える自民党、公明党が不要なダム事業など大型公共事業に突き進んできました。前回県議選で日本共産党は2議席を獲得。全国で最も高い後期高齢者医療保険料の引き下げや、教員の正規採用増を勝ち取ってきました。立川予定候補は「無駄な巨大開発をやめ暮らし応援の県政をつくるためには党の議席がもっと必要」と訴えています。

住民の声代弁

 地域の住民からも期待の声が上がっています。東区を走るJR香椎(かしい)線の駅無人化に抗議する住民団体代表の石橋津宜子さん(63)は、「県に要請に行ったが担当者は『JRには物が言えない』と言い放つ。大企業は地域の交通や社会環境を守れと県議会で私たちの声を代弁する県議が東区から必要です」と語ります。

 県営住宅で長く自治会の役員を務める男性(85)は、団地の外国人留学生との生活習慣の違いによる騒音や共益費をめぐるトラブルにふれ、「出張講座を開くなど自治会任せではなく県が責任をもつよう、何としても立川さんが通って県とのパイプ役を果たしてほしい」と期待を寄せます。

 期待にこたえようと地域の支部も奮起しています。11月23日から25日の浮上作戦では、839回の声の宣伝をし、約5万枚のビラを配布しました。

 原発再稼働や消費税増税の問題に、脱原発の署名活動や両親が営む自営業を追い詰める重税にふれて語る立川予定候補。「国いいなりの県政を変え、安倍政権を倒すにはもっと日本共産党の力を大きくすることが必要。立川勝利で福岡市から共産党議員を送り出してほしい」と訴えます。


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