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2018年11月23日(金)

憲法審 与党の茶番劇

幹事懇の動き 志位委員長が批判

 日本共産党の志位和夫委員長は22日、国会内での会見で、自民・公明両党が21日に衆院憲法審査会の幹事懇談会を一方的に開こうとし、野党の反対で開けなかったことについて記者から問われ、「今の安倍首相の改憲への動きは内容以前に、やり方そのものが憲法違反だ」と批判しました。

 志位氏は、安倍首相が、憲法99条の憲法尊重擁護義務に反して自衛隊の高級幹部を前に改憲の号令をかけたり、三権分立にも反して国会に改憲の号令をかけた問題をあげて、「そもそも安倍首相には憲法を守ろうという姿勢がない。憲法を守らない首相に憲法を語る資格はない」と強調しました。

 その上で、志位氏は「与党による昨日の“幹事懇騒ぎ”は本当に茶番劇だ。そもそも、野党のメンバーが、委員会として行う視察での出張などそれぞれ理由があって出席できないことは分かっていた。それにもかかわらず、一方的に『幹事懇』を開こうする。そこにカメラを入れて、野党が審議を拒否しているような絵だけを撮らせる。汚い印象操作で許されないやり方だ。こういう姿勢そのものが問題だ」と批判しました。


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