2018年11月21日(水)
広島県知事「飛行停止を」
FA18墜落受け日米両政府に
米軍岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機が沖縄県沖に墜落した事故を受け、広島県の湯崎英彦知事は19日、事故原因や安全対策などの十分な説明がされるまで同型機の飛行停止を求める要請文を日米両政府に送りました。
要請文は「岩国基地への空母艦載機移駐後、初めての墜落事故であり、地域住民の不安を大きく増大させるもの」と指摘。「昨年11月の空母艦載機C2輸送機の墜落事故では、いまだに何ら原因究明がなされないまま、6月のF15、9月のF35B、さらには今回のFA18と短期間のうちに次々と墜落事故が起きることは、とうてい看過できない事態」と批判し、国の責任で関係自治体と地域住民が納得できる説明をするよう強く求めました。
米国宛てには改めて低空飛行訓練の中止などを求めています。